学校生活や仕事先で悩みの種になるのが脇汗です。
汗がシャツがびしょびしょになるのは避けたいし、脇汗が他人に臭っていないか非常に気になります。
肝心の汗が良く出てくる夏場を終えたと思っても、冬場も暖房の効きすぎなどで意外と汗をかきがちです。
そんな風に一年中意外と汗は出てきてしまいます。
それらを防ぐ対策グッツとして世の中にはたくさんの種類のアイテムが出てきています。
制汗剤やデオドラントはドラッグストアでも数十種類が常備されている
制汗剤やデオドラント、脇汗インナー、脇汗パッドなどです。
これらはお値段も手頃で簡単に試せるのが利点です。
しかし夏の時期だけなどの一定期間だけの使用なら問題はないのだけれど、年中汗をかく体質の人は毎日のことなので、なかなか続けることは大変です。
できることなら根本的な解決を目指したいものです。
そうなると根本的な解決方法としては、体質改善の生活習慣の見直しや手術といったものになります。
生活習慣の見直しでも効果があるの?
生活習慣の改善は、ホルモンバランスを乱れさせないために、早寝早起きを心掛ける、有酸素運動を取り入れるといった方法があります。
早寝早起きといった方法で生活のリズムを整えて、有酸素運動などの比較的軽めの運動を毎日続けることで良い汗をかき、体の調子を整えます。
こうすることにより自然な量の汗をかくことができて、汗臭いニオイも軽減も見込めるのです。
さらにストレスをため込めない生活を送ることも大切です。
緊張することで大量の汗が出てきてしまい体にも悪いので、なるべくリラックスを心がけましょう。
もし緊張する場面に出くわしたのなら腹式呼吸が有効です。
鼻から息を吸いお腹から息を吐きだすことで自然に体の力が抜けてリラックスできますよ。
改善するなら手術も視野に入れておくべき
手術でのワキガや多汗症の完全なる解決を望むのなら費用面では保険適用がなされているものがおすすめです。
これらは今のところ2種類が認められています。
まず1つめが剪除法です。
これはメスを使用した外科的手術方法で、直接ワキガの元となる汗腺を取り除いていく治療方法になります。
ただし術師が肉眼で確認しながら行うので一番効果があるとされています。
通常だと約10万円ほどお値段がかかりますが、保険適用だと3万から4万円となります。
ただし適用には条件があります。
術師が「腋臭症」だと判断を下さないと保険適用されないのです。
腋臭症とはワキガのことを医学的に言いあらわした呼び名です。
自身がワキガの症状を感じていても適用されるかは術師次第です。
もう1つの保険適用が可能となるのが、ボトックス注射での治療です。
こちらも術師がワキガや多汗症の程度が重症だと判断されないと適用されません。
通常のお値段が8万円からで、保険適用で2万5000円くらいからになります。