耐えられないワキガの保険診療、手術や費用はどのくらい

どんなにケアをしても消えない、取れないワキの臭い。自分では気づかないうちに、周りにニオイをばらまいているのではと不安になるばかりのワキガに悩まされている人は、医療機関での治療や手術などを相談してみてもいいかもしれません。ワキガの手術は大きく2つにわかれます。保険診療か、自由診療かです。保険診療をうけられると知って驚く人もいるようですが、ワキガは厚生労働省の病名リストに腋臭症という病名で登録されている、れっきとした病気のひとつです。このため、保険診療での診察や手術が可能なのです。

では保険診療にて行われる手術はどのようなものでしょうか。
保険診療内で現在、スタンダードで行われている術式は剪除法(皮弁法)です。
脇の下への局所麻酔を行った後、シワに沿って数センチ切開して皮膚の下を剥がします。剥がした部分をめくると、ぶつぶつの汗腺が出てくるのでこれを手術用のハサミで、真皮層まで少しずつ丁寧に直接切り取り、終わったら元に戻して縫い合わせ、ガーゼ等で圧迫して止血するというものです。
手術の所要時間は大体1時間半~2時間程度で、片側ずつの手術か、両方一気に手術を行えるかは、各病院の方針によっても変わってくるようですが、選ぶことはできます。

自由診療を含めると多くの治療法がありますが、剪除法(皮弁法)では汗腺を直接、物理的にとってしまう手術のため、取り残しや想定外の範囲にまで及ばない限り、ほぼ永久的にワキガの悩みから開放されます。
保険診療で行うことができるため、保険適用後の費用は両方で約5万円程度というところが多いようです。
またワキガの原因となるアポクリン腺だけでなく、エクリン腺もとってしまうため、汗を異常にかいてしまう多汗症の症状の改善も見込めます。

ただし、デメリットもあります。
まず、切開した部分の跡が残りがちです。シワに沿って切ることで徐々に馴染んでわかりづらくはなっていくものの、数カ月は跡が残るため、体質的に傷跡が残りやすい人は事前にしっかり相談する必要があります。また術後数日はお風呂に入れない、数日~1週間程度腕が上げられないなど、短期間とはいえ日常生活に少なからず制限がでます。

術後の状態が手術を担当する医師の腕に左右されやすいのもまた、デメリットともいえるでしょう。ひどい場合は取り残しがあるだけでなく、縫合後の傷跡が引きつったり、腕の上下運動に影響が出たりなど起こる場合もあるようです。
保険診療での手術を選ぶ際は、経験豊富な病院やスキルの高い医師を選ぶことが大事になります。

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